検査機器紹介
上部消化管内視鏡(胃カメラ)
上部消化管内視鏡検査は、一般に胃カメラと呼ばれ、食道、胃・十二指腸の病気の診断や治療には無くてはならないものになっています。当院では検査画像をデジタル管理しておりますので、検査後すぐ患者さんにテレビモニタを使って説明することができます。上部内視鏡検査は食道、胃・十二指腸内部を肉眼的に観察できるだけでなく、潰瘍やがんの治療などにも利用され、消化器領域では診断と治療の有力な手段となっています。この検査法を有効に利用して、病気の早期発見・治療に役立てて下さい。
デジタル超音波診断装置
超音波検査は、音を利用した魚群探知機などと同じ原理を応用したものです。音の性質(透過と反射)を利用して人体内部の断層像を描くことができます。ですから、無侵襲で苦痛がありません。各臓器の動き、形状そして機能から診断できます。ゲル(ゼリー)を塗って探触子をあてるだけです。腹部臓器(肝臓、胆のう、すい臓、脾臓、腎臓)が診断できます。
血管年齢・血圧検査
主に心臓から足首までの動脈の硬さを測定する装置です。この検査によって生活習慣病などを起因とする高血圧や軽症の動脈硬化症から、 虚血性心疾患や脳血管障害などの重症の動脈硬化症まで、 幅広く動脈硬化の程度を見ることができます。 CAVIは年齢と良く関係するため、 老化を反映する指標としても知られています。 またわかりやすいよう、“血管年齢”の表示も可能です。
骨粗しょう症・骨密度検査
当院では骨密度(いわゆる骨年齢)を調べることが可能です。骨密度測定により、骨粗しょう症に代表される骨の健康度の確認と、生活習慣病の側面からいろいろなリスクを見直すことは、骨粗しょう症の予防の第一歩となります。気になる方は検査することをおすすめします。
X線検査機
当院では検査画像をデジタル管理しており、検査後迅速に診察室のテレビモニターにて患者さんへ説明をすることが可能です。また、病院等への紹介状が必要な場合はすぐに現像してお渡しすることも可能です。
レントゲンを利用した骨密度測定検査の流れ
- 骨塩撮影
- 測定・結果
- 患者様へ説明
多機能心電図
最新心電図自動解析プログラムを搭載し、心筋梗塞、上室期外収縮、WPW症候群などの検知率が飛躍的に向上。また、日本心電学(WG)の定めたBrugada型心電図波形のタイプ分類など、高精度な心電図解析で診断をサポートいたします。
AED
もし院内で患者様の心停止などがあった場合に、院内で救命措置ができるよう当院にはAED(除細動装置)を導入しました。心停止の救命率は心停止後5分以内に行うことが必要だといわれており、当院ではそれに対応できる体制になっています。